ひめクル女子旅vol.2 ゆめしま海道フォトジェニックな旅
2022年、岩城島と生名島を結ぶ岩城橋が開通し全線が結ばれたゆめしま海道。岩城島、生名島、佐島、弓削島が3つの橋でつながったこのルートはトンネルや信号がなく、交通量も少ない一方で海が近く、ストレスフリーの新たなサイクリングコースとして注目を集めています。今回は、島の各地に描かれている防波堤アートを巡りながら、島の絶景とゆっくりと流れる時間を満喫する旅です。
全国の若手アーティストが描いた防波堤アートを目指して
集合場所は海事都市「今治」を象徴する船の形をした特徴ある建物、みなと交流センター「はーばりー」。隣接する今治港から岩城港へは約50分の船旅です。最初の目的地は「青いレモンの島」として有名な「岩城島」。レモンやみかんなどの柑橘畑を横目に自転車を走らせ到着したのが防波堤アート「海のおとを聴く」です。この作品は、2019年に実施された瀬戸内かみじまアートプロジェクト2019で、全国の若手アーティストの応募作品のなかから選ばれた3作品の一つ。防波堤には海に向かって耳を澄ます様々な生き物が描かれています。ひめクルメンバーも同じように耳を澄ましながら、ハイ、チーズ。
今治市片原町1丁目100-3 TEL:0898-36-1545(今治市港湾漁港課、みなと交流センター3階)
https://www.city.imabari.ehime.jp/kouwan/habari/
2.防波堤アート「海のおとを聴く」
上島町岩城2845(西部海水浴場駐車場) TEL:0897-77-2252(上島町観光戦略課)
https://www.kamijima.info/bwp2019/
全国トップクラスの高さを誇る人工美に魅了される
次の目的地は岩城橋です。全長916mの斜張橋と呼ばれる形式で、塔から斜めに張ったケーブルで橋げたをささえます。塔は高さ137.5mで、全国トップクラス。間近で見ると圧巻の迫力です。かつて水軍も行き来していたであろう海峡を眼下に見ながら橋を渡り生名島へ。生名島は隣の広島県因島から約300m、フェリーで3分。造船業を通じて両島は深い結びつきがあります。そんな生名島の防波堤に描かれているのが「みんなのクジラ」。彫刻家の武田充生さんを中心に島の皆さんが協力して描いた作品です。美しい瀬戸内を気持ちよさそうに泳ぐ2匹のクジラが描かれています。
上島町岩城地内 TEL:0897-77-2252(上島町観光戦略課)
4.防波堤アート「みんなのクジラ」
上島町生名(波間田キャンプ場) TEL:0897-77-2252(上島町観光戦略課)
https://www.kamijima.info/bwp2019/
船乗りたちが愛したスパイシーカレーを堪能
生名島から生名橋を渡り3つ目の島「佐島」へ。さらに弓削大橋を渡り、「弓削島」に到着。お昼も過ぎお腹も空いたところでTRATTORIA「アル」へ。商船のシェフを50年務めた店長がつくる「アルカレー」はスパイシーで深い味わい特徴。まろやかなコクの秘訣は一晩かけてじっくり煮込んだ玉ねぎ。とんかつやハムカツななどのトッピングもできます。
上島町弓削下弓削716 TEL:080-2649-0001 営業時間:11:00~14:00 定休日:水木
旅の最後の目的地はサイクリングモニュメント
極旨カレーでエネルギーを満たし自転車をこぐ足にも力が入ります。弓削島の最北端にあるのが防波堤アート「天の花」です。虹色の大きな花と夕陽が描かれた作品には、「虹を見たとき誰もが心が晴れやかになるように、この作品を見た人に元気を与えたい」という思いが込められています。そんな作者の願いを胸にもう一漕ぎ。来た道を折り返し弓削港に到着。旅の最後に相応しく、ひだまり公園にある自転車をモチーフとしたモニュメント「YUMESHIMA CIRCLE」で記念撮影し、ゆめしま海道を舞台としたフォトジェニックは旅はついにゴールしました。
上島町弓削久司浦 TEL:0897-77-2252(上島町観光戦略課)
https://www.city.imabari.ehime.jp/kouwan/habari/
7.YUMESHIMA CIRCLE
上島町弓削下弓削(弓削港ひだまり公園) TEL:0897-77-2252(上島町観光戦略課)
https://www.kamijima.info/sightseeing/hidamari_park/
スケジュール
行程
ガールズサイクリングノッてる!ガールズEHIMEひめクルゆめしま海道上島町仲間づくり