ノッてる!えひめ ガールズサイクリング 2019年5月12日 しまなみ海道
2019年5月12日(日)今治市
瀬戸内しまなみ海道(大島・伯方島エリア)
サイクルトレインに乗って、サイクリストの聖地へ
今年は瀬戸内しまなみ海道開通20年目。アメリカのCNNトラベル情報サイトでは「世界7大サイクリングロード」にも選ばれ、フランスのミシュランガイドでは一つ星が与えられるなど「サイクリストの聖地」として、日本のみならず世界的にも有名になった瀬戸内しまなみ海道を舞台に5月12日に「ノッてる!えひめガールズサイクリング」が開催されました。
まず参加者はJR松山駅に集合。自転車をそのまま列車に持ち込むサイクルトレイン松山しまなみ号に乗車。スポーツバイクをしっかりと固定して出発です。列車の中ではラジオパーソナリティとしても活躍されているヒシイミチコさんの司会でしまなみ海道やサイクリングに関するクイズ大会を実施。正解者にはオリジナルのサコッシュがプレゼントされ、楽しい時間を過ごしながら参加者同士交流を深めました。
初めてのスポーツバイクへの挑戦
サイクルトレインは瀬戸内しまなみ海道に近いJR波止浜駅に到着。駅前の広場で、サポートライダーのリーダーを務める杉山輪業の芝店長のレクチャーで、スポーツバイクへの挑戦が始まりました。
初めてスポーツバイクに乗る参加者も多く、まずはブレーキのかけ方や自転車のまたぎ方からレクチャーが行われ、次に片足ケンケンで広場を一周。最後にギアの変え方を学びました。「ペダルを逆回転するとギアが外れてしまいますので注意してください」など、サポートライダーから参加者の皆さんへスポーツバイクならではのアドバイスがかかります。
橋の上からの多島美に心奪われる
基本的なスポーツバイクの乗り方をマスターし、いよいよサイクリングへ出発。今回はJR波止浜駅を出発しサイクリング糸山を経由、来島海峡大橋を渡って大島のよしうみバラ公園へ。ここで一旦小休憩したのちに伯方・大島大橋を渡って伯方島へ至る約20kmのコース。2つの橋からは瀬戸内ならではの多島美が満喫できる一方で、標高50~100mにある橋にたどり着くためにには坂道を登る必要があります。初心者には少し厳しいアップダウンのコースをものともせずスポーツバイクを走らせる参加者たち。「しんどかったけれど、橋の上からの眺めは最高!」「爽やかな海風が気持ちよかった」「スポーツバイクは意外とスピードが出て速くて面白い、乗りやすかった」などの声が聞かれました。
贅沢な一日を締めくくる、デイキャンプ体験
そして、全員が無事に伯方島にある「鶏小島キャンプ場」にゴール。ここでお待ちかねのデイキャンプ体験です。緑豊かなキャンプ場の中に張られたお洒落なタープテント。樹々のあいだからは5月の穏やかな陽ざしが注ぎ、海からの潮風がサイクリングで疲れた体を癒してくれます。定番の焼肉はもちろん、肉を野菜で豪快に挟んだ串焼き、ズッキーニ、生野菜サラダ、あんみつと多彩な料理がテーブルを彩り、「料理も景色も贅沢すぎる」と参加者の皆さんも大満足の様子でした。
キャンプ場からは海岸に降りる小道があり、参加者全員で砂浜へ。童心にかえって波にたわむれ最後に記念撮影し、今回のガールズサイクリングは終了しました。