みきゃんサイクルスクール 開催レポート 2018年10月13日 今治市
2018年10月13日(土)
今治市 ドンドビ交差点芝っち広場
バンビーノクラス(補助輪外し)
参加者数:24名 申込者数:30名
愛媛の子どもたちにもっと自転車の楽しさを知ってほしいと開催している、みきゃんが校長先生の「みきゃんサイクルスクール」。今回の舞台は今治市です。晴れわたる晴天のもと、しまなみの潮風に吹かれながら、たくさんの子供たちが自転車の補助輪外しにチャレンジしました。
みきゃん校長先生が登場
主催者である愛媛県自転車新文化推進協会(事務局:愛媛県自転車新文化推進課)河上さんから「今日は色んなことにチャレンジして、最後にはみんな自転車に乗れるように頑張りましょう」との挨拶の後、サイクルスクールの校長先生であるみきゃんが登場。「今日はサイクルスクールに参加してくれてありがとう。先生たちが自転車はとっても楽しい乗り物ということを教えてくれるので、みんなも自転車を好きになってくれると嬉しいです。」と子どもたちへのメッセージが伝えられました。
安全に、楽しく自転車に乗ろう
最初に、講師の上鶴先生から自転車に乗る時の準備や、安全な乗り方についてのレッスンが行われました。先生の「みんなは自転車が好きですか?」の質問に、子どもたちからは元気のいい返事が返ってきます。正しいヘルメットのかぶり方や、自転車に乗る時に気を付けることを教えてもらいました。ブレーキのかけ方や自転車は道のどこを走るかなど、子どもたちが安全に自転車に乗るために、お父さんやお母さんにも気を付けてほしいことを交えながら、安全な自転車の乗り方を学びました。
補助輪を外してチャレンジ
今回のサイクルスクールは、補助輪を外して自転車に乗ることに慣れていないお子さんのための「バンビーノクラス」。練習に先立ち、まず参加した子どもたちの自転車の補助輪とペダルを外します。両足で地面を勢いよく蹴って進むことで、自転車でバランスよく走るコツをつかむことができます。
自転車に乗ってみよう
ペダルのない自転車を持って、芝生コースでの練習が始まりました。まずは両足で地面を蹴って進み、決められた場所で止まる練習です。スタート前には、「右を見て、左を見て」と目と声でしっかりと確認してから発進。途中で転んだら、自分で自転車を起こすことも練習の一環。先生は、敢えて手を貸さずに隣で見守ります。
こうして自転車に慣れてきた子どもたちは、一本橋やシーソーなど、次々と新しいコースにチャレンジします。バランスのとり方が難しく思うように進めなかったり、ブレーキのタイミングが遅れたりと、最初は戸惑っていた子どもたちも、先生たちにコツを教えてもらいながら徐々に自信をもって自転車をコントロールできるようになりました。
最後にペダルを装着し、自転車で漕ぐ練習を行い、たくさんの子供たちが補助輪なしで自転車にのれるようになりました。
もっと上手に自転車に乗りたい
一人で自転車に乗れるようになりたい、という小学1年生の橋田昊明くん。補助輪付きの自転車はよく乗っていましたが、補助輪を外してからはあまり練習できていないため、今回のサイクルスクール参加を決めたそうです。ペダルをこぐ動きが難しいと話しながらも、まっすぐ前を向いて何度も挑戦します。自転車に乗れるようになったら、学校のお友達と色々なところに遊びに行きたいという目標に向けて、転んでも諦めずに笑顔でチャレンジを続けました。
学校で配られたチラシを見て応募してくれた小学2年生の桜岡嗣隼くん。もう自転車の補助輪を外して乗ることもできますが、独学で練習しているため改めて基本を教わりたいと新居浜市から参加してくれました。来年学校で開催される自転車教室をクリアすれば校区内で自転車に乗れるようになるため、それまでに乗り方をマスターしたいとのこと。楽しみにしていたシーソーや一本橋など、難しいコースにも次々とチャレンジして、しっかりと安定した走り方を身に着けることができました。
自転車って、楽しい!
全てのレッスンを終え、子どもたちは満面の笑顔でみきゃん校長先生と記念撮影。閉校後は、参加した子どもたち一人ひとりにスクール受講の修了証が渡されました。上鶴先生の「もっと練習しないと、って思う人?」の声掛けには、たくさんの子供たちが挙手。自転車の基本をしっかりとマスターし、自転車に乗ることの楽しさを学びました。