ビギナーさんのためのスポーツバイクQ&A
スポーツバイクも自転車のひとつですが、スピーディに走ることに特化しているので乗り方の違いがあります。スポーツバイクはトップチューブ(フレーム上側のパイプ)が高い位置にあるので、一般車のようにサドルの前でまたぐと足を引っかけて転倒することも。サドルも高めなので、停車時にサドルに座るのは安定しにくくなります。詳しくは下図を参考にしてみてくださいね
スポーツバイクの場合、走り出す前に必ず空気が入っているか確認を。空気がちゃんと入っていれば、ビギナーさんにとって1番不安な「パンク」を防ぐことができます。タイヤのサイドには指定空気圧が表示されています。女性なら最大値の80%くらいまで空気が入っていればOK
特徴的な装備のひとつがクイックレリーズ。レバーを開いてネジを緩めるだけでホイールを外すことができます。はめ方は、レバーが開いた状態でネジを締め、レバーを倒して固定します。使い方を誤ると走行中にホイールが外れることもあり得るので、正しい知識を持っておきましょうね
最後に前後のブレーキレバーを握り、きちんとブレーキが効いているかを確認しましょう。「ブレーキが効く前に、ブレーキレバーがハンドルに当たってしまう」「レバーを引くのに、今までよりも力がかかる」などの変化を感じたら、購入したショップに相談しましょう
ポイントを押さえることで、パンクのリスクを減らすことができます。ひとつは空気圧チェック。もうひとつは段差での「抜重」です。段差を乗り越えるときはスピードを落とし、前方タイヤが段差を乗り越えるときにハンドルを持ち上げるようにしましょう。後方タイヤが乗り越えるときは、少しサドルからお尻を浮かせます。こうすることで、タイヤにかかる体重をその瞬間だけ減らすことができ、タイヤの変形量を抑えられますよ
https://www.pref.ehime.jp/h15300/jitensha/jourei04.html
自転車先進県の愛媛では、2013年7月1日から「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」が施行されています。サイクリストに愛される県だからこそ、自転車のルールを守って安全にサイクリングを楽しみましょうね!