愛媛サイクリングの日 ノッてる!PARK 2021年11月14日 松山市堀之内城山公園ふれあい広場
11月の第2週の日曜日は、今年で7回目を迎える「愛媛サイクリングの日」。
サイクリングパラダイス愛媛にとって特別な一日です。
今年は11月14日に、県内各地でサイクリングイベントが開催されました。
松山市城山公園では、万全な新型コロナウイルス感染症対策のもと、普段、自転車に乗っている人も、乗っていない人もみんなが楽しめる自転車イベント「ノッてる!PARK」が開催されました。
県内の選りすぐりの人気店が集まった「Ride-On市」や、いくつもの障害物をクリアして競う「キッズチャレンジカップ」。足漕ぎで発電し競う「スロットカー競争」など、自転車をテーマに子どもも大人も楽しめるイベントが開催されました。
Ride-On市
パンやコーヒー、カレーなどの飲食店や雑貨や花木などのショップなど、県内の30を超える店舗が集合したのがRide-on市です。出店希望が多く、人気店のアイコン的存在となっている同イベント。コロナ禍のため、飲食物は全てテイクアウトでの提供となりました。今回も9時のオープン前から入場ゲートには多くの人が並びました。その勢いは時間が経っても衰えず、人気店では一日中、順番待ちの列がなくなることはありませんでした。
みきゃんサイクルスクール
ひとりでも多くの子どもたちとそのご家族に自転車に乗る楽しみを感じていただきたいと、補助輪外しを目的としたスクールが開催されました。最初にヘルメット装着などの道具の確認から始まり、続いて紙芝居方式で左側通行や点検の方法など、自転車を安全に乗るための基礎的な知識を分かりやすく子どもたちに伝えました。
さて、いよいよ自転車走行に。まずは、ペダルを外し、足で地面を蹴りながら自転車走行のためのバランス感覚を養います。それができた子どもたちからペダルをつけて走行へ。多くの子どもたちが補助輪外しに成功しました。
第4回キッズチャレンジカップ
城山公園に登場した約600mの特設コース。クネクネと曲がりながら、いくつもの障害物を超えゴールを目指します。開催されたのは、兄弟や友人、親子など子ども1名以上を含む2名でリレーする「サイクルdayガタガタグルグルリレーの部」と、20歳以上の方が対象の「大人のガチレースの部」。大人顔負けのライディングテクニックでコースを疾走するキッズライダーたち。子どもたちに良いところを見せようとパパもママも大ハッスル。今年はゴール前にスタッフとのジャンケエリアが設定されており、ジャンケンに負けた参加者はその場でスクワットを強制され大きくタイムロス。ゴール前の抜きつ抜かれつ逆転劇を演出しました。
バイクトライアルショー
Xゲーム(スポーツ競技大会)や世界選手権での優勝経験を持つ松山市在住のプロライダー宮岡啓太氏。バイクトライアルは岩場などの障害物を自転車にのったまま足をつけずに越えていく競技です。今回、城山公園に特設の会場を設営。数mの台の上からのジャンプや片輪走行など、派手なパフォーマンスで観客の視線をくぎ付けにし、試技が成功する度に会場からは大きな拍手が起こりました。
サイクル発電スロットカー競争・足漕ぎガチャガチャ
子どもたちの人気を集めていた会場の一つがこのスロットカー競争です。ペダルを回すことにより発電され、その発電量に即してサイクリストに模したスロットカーが進んでいきます。誰よりも速くスロットカーを走らせようと一生懸命にペダルを漕ぐ子供たち。そこでは、エコで熱い勝負が繰り広げられていました。会場にはその他にも、足漕ぎバイクを漕いでガチャガチャが出てくる「足漕ぎガチャガチャ」が登場。こちらにも多くの子どもたちが楽しんでいました。
そのほかのイベント
上記以外にもE-BIKEをはじめとしたスポーツ自転車やおもしろ自転車の試乗会、松山市安全教育車による体験型の交通安全教室、松山市自転車商協同組合による自転車の無料安全点検など、自転車を楽しく・安全に走り、親しむイベントが目白押しの一日でした。
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