【2018年11月11日】愛媛サイクリングの日 ノッてる!PARK イベントレポート
多くの人が自転車に親しみ、サイクリングを楽しむ「愛媛サイクリングの日」。2015年に創設され、今年で4回目を迎えました。今年の愛媛サイクリングの日は、11月11日(日)。愛媛県内各地で、様々なサイクルイベントが実施されました。
城山公園ふれあい広場では、自転車レースやサイクルスクールなど家族みんなで楽しめるイベントが盛りだくさんの「ノッてる!PARK」が開催。普段自転車に乗っている人はもちろん、乗っていない人も楽しめるたくさんの催し物が用意され、家族連れなど多くの人で賑わいました。
キッズチャレンジカップ
公園内に作られた特設コースを使って、小学生とその家族が対象の第1回キッズチャレンジカップが開催されました。小学校低学年の部、高学年の部、そして親子で参加するファミリーの部の3部門に、たくさんの選手が参加し熱いレースを繰り広げました。レースは、決められた時間内にどれだけ周回を走れるかという耐久レース。走行時間が決められているため、体力やペース配分が重要です。
ファミリーの部は、一周ごとにお父さん・お母さんと子供が交代で走るリレー形式で行われました。障害物を乗り越えながらバトン代わりのリストバンドをつなぎ、全速力で駆け抜ける姿は、本格的なレースそのもの。出場者の真剣な表情に、観客からも大きな声援が送られました。
各部門の優勝者と3位までの入賞者には、主催者から賞状と副賞が贈呈されました。優勝者への副賞は、鮮やかなデザインが目を引くサイクルウェア。参加した子どもたちみんなが精一杯走った第1回キッズチャレンジカップ。若いサイクリストたちの今後の活躍に期待が膨らみます。
松山自転車商組合
松山自転車商組合の特設ブースでは、自転車の無料点検や、電気自転車の試乗会が行われました。様々なタイプの電気自転車が用意されており、専用のコースで自由に試乗することができます。ファットバイクやビーチクルーザーなど珍しい自転車にも無料で試乗することができ、来場者の方が次々と気になる自転車を選び体験していました。
おもしろ自転車
普段は乗ることのできない、おもしろ自転車の体験コーナーも設置されました。二人で並んで運転する二人乗り自転車や四輪自転車、ペダルがないため足やお尻で踏んで進む自転車など、珍しい自転車に来場者は興味津々。中には、一見するとどうやって進むのかわからない自転車もあり、試行錯誤しながら運転する友達同士や親子連れの来場者で賑わいました。
バイクトライアルショー
お城山を見上げる一角では、自転車パフォーマーおかっぴさんによるバイクトライアルショーが開催。様々な高さの障害物を、足をつかずに自転車で上ったり飛び降りたりするバイクパフォーマンスを披露しました。観客の目の前ぎりぎりを走りぬくウィリー走行や、1m以上の高さの障害物からのジャンプなど、目の離せない技の連続に、客席からは大きな拍手が起こりました。
Ride-on市
広場内では、フードや雑貨を販売する「Ride-on市」が開店。県内各地の人気店が集合し、会場を賑わせました。たこを使った焼きおにぎりや和牛のサンドイッチ、搾りたてのフレッシュジュースなど、各店舗自慢の人気メニューが目白押しです。みきゃんも登場し、美味しいグルメやおしゃれな雑貨などを紹介。司会の作道泰子さんから、サイクリングの日11月11日はみきゃんの誕生日でもあることが告げられると、買い物中のお客さんたちからは「みきゃん、おめでとう!」とお祝いの声も上がりました。
お昼時には、テーブル席がほぼ満席になるほどの盛況ぶり。会場内の様々なところで開催されているサイクルイベントの実況や解説は、マイクを通して会場全体に放送されており、Ride-on市で買い物をしてサイクルイベントの応援に駆け付けるお客さんの姿も。秋晴れの空の下、たくさんのお客さんにサイクリングの魅力をPRしました。
グランピングテント
アウトドアの新たなブームとなりつつある、グランピングテントも設置。グランピングとは、グラマラス(魅惑的な)+キャンピングを掛け合わせた造語で、おしゃれな空間で贅沢に楽しむキャンプスタイルのこと。テント内には民族調のファブリックや外国製の食器等が展示され、中に入ってグランピング気分を味わうことができます。アウトドアでもおしゃれに過ごしたい、若い女性やカップルが次々と訪れました。
みきゃんふわふわドーム
松山城のふもとに、巨大みきゃんのふわふわドームが登場!子どもたちに大人気のみきゃんのふわふわで、中に入って飛んだり跳ねたり自由に遊ぶことができます。外で見ているお父さんやお母さんに大喜びで手を振る子どもの姿もあり、動くことが大好きな子どもたちで順番待ちの行列ができるほどの人気でした。
愛媛サイクリングの日