みきゃんサイクルスクール 開催レポート 2018年11月11日 松山市
2018年11月11日(日)
松山市 城山公園ふれあい広場
チャレンジクラス 参加者数:29名 申込者数:33名
バンビーノクラス 参加者数:24名 申込者数:25名
愛媛の子どもたちにもっと自転車の楽しさを知ってほしい!みきゃんが校長先生の「みきゃんサイクルスクール」が、11月11日「愛媛サイクリングの日」に合わせて開校しました。午前はチャレンジクラス、午後はバンビーノクラス(補助輪外し)がそれぞれ開催され、参加した子供たちは澄み渡る青空の下で思い切り自転車を楽しみました。
午前の部 チャレンジクラス
みんなで自転車を楽しもう!
みきゃんサイクルスクール開校にあたり、愛媛県企画振興部西本部長から「正しい自転車の乗り方、ルールやマナーをしっかり学んでほしいと思います。サイクリングの日の今日は会場内で色々なイベントも開催されているので、楽しい一日を過ごしてください」との挨拶の後、みきゃん校長先生が登場。サイクルスクール開催日の11月11日はみきゃんの誕生日でもあり、参加した子供たちみんなでみきゃん校長先生へハッピーバースデイソングを合唱。子供たちの元気な歓声とともに、サイクルスクールが開校しました。
自転車に乗る前に知っておきたいこと
まずは、講師の上鶴先生から自転車の安全な乗り方についての講義が行われました。自転車に乗るときは道路の左側や歩道を走ること、車や歩いている人に注意しながら乗ることを教わりました。
講義を受けた後は、いよいよ自転車を持ってコースに集合です。コースには、一本橋やシーソー、スラロームなどテクニックが必要な障害物が用意されています。どのようにコースを走ればよいか、先生が一つずつお手本を見せてくれます。かっこいい先生のお手本に、子どもたちからは驚きの声が上がりました。
障害物を乗り越えて、めざせ全コースクリア
「楽しく走って、しっかり止まる」の合言葉通り、まずは決められた場所で確実にブレーキをかける練習からスタート。障害を乗り越えてしっかりと走ることができたら、先生から合格シールをもらい、次のステップへ進むことができます。
一本橋ではバランスが難しく落ちてしまったり、勢いが足りずにシーソーを渡り切れなかったりと、子どもたちは慣れない障害に苦戦しながらも、先生たちのアドバイスを受けながら何度も繰り返し練習します。次第に自転車に慣れてコツをつかんでくると、難易度の高いコースにも挑戦。晴天の下、広いコースで思う存分に自転車を楽しみました。
楽しく走って、自転車がもっと大好きになりました
学校で配られたチラシを見て、兄弟で参加してくれた中下結也くんと直也くん。お手製のみきゃん&ダークみきゃんのニットカバー付ヘルメットがトレードマークです。始まる前に「片手運転ができるようになりたい」と意気込んでいた結也くんは、上手に自転車のバランスがとれるようになり、難しい輪投げの課題も見事にクリア。午後に開催されたキッズチャレンジカップにも出場し、見事第3位に入賞しました。
1年生の兵頭悠太くんは、最近自転車のサイズを変えたばかりでまだ慣れていない様子でしたが、真剣な表情で次々と障害にチャレンジ。スクールが終わる頃には、しっかりと安定して自転車を乗りこなせるようになっていました。普段走っているまっすぐな道だけではなく、障害のあるコースを先生に教えてもらいながら走れたことが良かったとのこと。これからは、自転車で色々なところを走って楽しむことができそうです。
午後の部 バンビーノクラス
補助輪なしで自転車に乗りたい!
午後は、補助輪なしではまだ上手に自転車に乗ることのできない子供たちを対象とした、バンビーノクラス(補助輪外し)。午前の部と同じく、まずは安全に自転車に乗るための講座からスタートします。道路や歩道の走り方など、あまり公道を自転車で走ったことのない子どもたちにも、上鶴先生が分かりやすく説明してくれました。
自転車で走る感覚を身につけよう
子供たちの自転車は、事前に補助輪とペダルが外されています。両足で地面を勢いよく蹴って進み、自転車でバランスよく走るコツをつかむ練習からのスタートです。最初は自転車が思ったように前に進まない子どもたち。先生がしっかりサポートしながら、自転車に乗る感覚を身につけます。
練習を重ねていくにつれ、徐々に自転車のバランス感覚が分かってきた子どもたち。最初はまっすぐ進むことができずコースの途中で止まってしまっていた子も、しっかりゴールまで進めるようになりました。漕ぎ始め、スピードに乗るまでが難しい自転車。最後にペダルを装着し、発射台の傾斜を使ってペダルを漕ぎ始める練習に挑戦。最初は速いスピードにびっくりしますが、傾斜で勢いをつけることで、前に進む感覚を自然に学ぶことができます。
自転車に乗って、色んな所に出かけよう!
2年生の渡部翔大郎くんの目標は、補助輪なしで自転車に乗れるようになること。補助輪を外した自転車で、障害物にトライしていきます。補助輪の支えがなくなった分、最初は慎重に進んでいましたが、次第に慣れてスピードアップ。先生からの「顔を上げて前をしっかり見て!」というアドバイス通り、しっかりと進行方向を見ながら走れるようになりました。
ホームページでの告知を見て参加してくれた杉野葵ちゃんは、初めて補助輪外しにチャレンジ。障害物がうまく乗り越えられない時も、楽しそうに笑顔で練習を繰り返し、上手にバランスを取って走れるようになりました。自転車で近所に出かけることも多いという葵ちゃん。補助輪なしで自転車に乗れるようになり、更に活動範囲が広がって色々なところに遊びに行けそうです。
みきゃん校長先生と記念撮影
「愛媛サイクリングの日」に合わせて開催されたみきゃんサイクルスクールは、無事に全てのプログラムを終えて閉校。レッスンの最後は、みんなの大好きなみきゃん校長先生と記念撮影を行いました。子どもたちからは、もっと自転車に乗りたい!という声も。午前の部・午後の部合わせて53人の子どもたちがみきゃんサイクルスクールに参加し、自転車の楽しさやおもしろさを学びました。
愛媛サイクリングの日